関西

京都の葵祭2015!8kmものコースを平安装束の大行列が行進!

2015/05/25

京都の葵祭(あおいまつり)。

歴史と伝統で世界に誇れる京都では、ほとんど毎日祭り(祭礼)が行われていています。

祭りの数はなんと年間300を超えるのです。

その多くの祭りの中でも、葵祭は京都の3大祭りに数えられる、由緒のあるお祭りなんです。

起源は古の都、京都のなかでも最も古い祭りで、1400年前にさかのぼるんですよ。

kiba-wc1

葵祭は、なんと源氏物語にも登場していているほどで、平安貴族にとって祭りといえば葵祭、という存在でした。

今回は、その京都葵祭の2015年の日程とコースを紹介をさせていただきます。

まず日付は5月15日(金)で、雨天の場合は翌日になります。

スポンサーリンク

2015 年の葵祭、日程とコース

葵祭は下鴨神社と上賀茂神社の神々に、京都御所が奉納するお祭りです。

奉納に向かう行列が、京都の御所から下鴨神社、そして上賀茂神社へと向かうのです。

では、ここから行列の日程とコースを追ってみましょう!

さあ、2015年の葵祭の始まりです♪

2015 5/15 10:30 京都御所を出発

5月15日、京都御所から神社に向かう勅使(使い)たちは、お供え物や、神様の前で読み上げる祭文を受け取ります。

準備ができると、平安貴族の衣装をまとった500名余名と馬36頭、牛4頭などの1kmに及ぶ大行列が8kmものコースをスタートします。

aoimatsuri1
写真提供:京都フリー写真素材

この行列は「路頭の儀」と呼ばれています。

平安絵巻が目のまえに広がって、2015年からタイムスリップしたかのような感覚ですね。

京都の御所は1869年まで歴代天皇が居住していた場所で、そこからまずは下鴨神社へと奉納に向かう日程となっているのです。

京都御所→堺町御門→丸太町通→河原町通→下鴨神社
というコースを進みます。

◆京都御苑の有料観覧席:2,000円(全席指定、販売は4月初旬から)
◆沿道からの観覧:無料

2015 5/15 11:40下鴨神社に到着

葵祭の行列が下鴨神社に到着するのは11:40頃。

国宝、世界遺産にも登録されている下鴨神社は五穀豊穣、厄除けの神様が祀られています。

下鴨神社についた後は「社頭の儀」が行われます。

では、「社頭の儀」の流れをお話しますね。

神社に到着した行列の代表者、勅使はまず、お祓いをうけたあとに神様の前で、京都御所からの祭文を読み上げて、お供え物を捧げます。

次に行われるのが、牽馬の儀(ひきうまのぎ)です。

馬寮使(めりょうし)の人が馬を引いて社殿の周りを3周します。 
馬寮使が神様に礼をすると馬もそれに続いて礼をするんですよ!

緊張感のある神事のなかで、ちょっとホッコリする時間となります。

そして唄や舞が披露されると、馬が今度は走ります。

これは、走馬の儀(そうめのぎ)と呼ばれています。

◆下賀茂神社の有料観覧席:2,000円(全席指定、販売は4月初旬から)
◆下鴨神社「社頭の儀」の初穂料(拝観料):5,000円(受付は下鴨神社で4月初旬から)

2015 5/15 14:20下鴨神社を出発

下鴨神社での神様への奉納が終わると、行列は、日程の最後の目的地、上賀茂神社へと向かうコースを進みます。

行列は平安装束の役人や武官、先ほど紹介した勅使や神様の前で唄を歌う者、女官や巫女、雅楽演奏者、そして斎王代(さいおうだい)が並んでいます。

もともと皇室から女子が神社の神様に使えていて、斎王と呼ばれていました。

昭和31年から、斎王の代わりとしての未婚の一般女性が毎年選ばれ、斎王代と呼ばれ、行列に加わっています。

色塗りをして、お歯黒をつけ、豪華な十二単を羽織って輿に乗った斎王代(さいおうだい)は行列で一番注目されます。

komati-wc3

十二単の着付けは二人でするんですが、衣の重さは30kgにも及んでいて、3時間もかかるんですよ。

今年、2015年の葵祭の斎王代も要チェックですよ。

さて、行列は、下鴨神社を出発すると、

下鴨本通→洛北高校前→北大路通→北大路橋→賀茂川堤→上賀茂神社

というコースを進みます。

2015 5/15 15:30上賀茂神社に到着

上賀茂神社は、京都のなかでも最古の神社です。

下鴨神社と同じように、国宝、世界遺産に登録されていて、桜のきれいな神社です。

神殿の前には、神様が降りてきたと言われている山の形に、砂が盛られています。

この砂山、清めに砂をまくことの起源らしいです。

この神社でも、先ほどの下鴨神社で行った「社頭の儀」が行われる日程が組まれています。

◆上賀茂神社の有料観覧席:1,000円(販売は当日12:00から)
◆上賀茂神社「社頭の儀」の初穂料(拝観料):5,000円(受付は当日)

葵祭のはじまり

葵祭は京都でも最も古いお祭り、と紹介しましたが、このお祭りの始まりもお伝えしようと思います。

時は古墳時代の後期まで、さかのぼります。

聖徳太子が生まれる、少し前ですね。

在位539~571の欽明天皇のころ、国は大嵐で作物が不作となりました。

その理由は下鴨神社と上賀茂神社が祀っているいる神々の祟りであるとされました。

そして五穀豊穣を願って祭礼を行ったのが葵祭の始まりなのです。

a1180_009641

江戸時代から行列の500名や牛車等はみんな葵の葉で飾られるようになりました。

それで、葵祭という名前になったんですよ。