相撲

十両とは?それは相撲の力士があこがれる地位

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「十両で優勝~っっ!!」

相撲の本場所で、優勝すると200万円もらえる十両。

この十両とは、相撲界で一体どんな地位なのでしょうか。

また、

「十両の番付は上のほう?下のほう?」

「十両の給料は?」

そのあたりを一緒に見ていきたいと思います。

それでは、

  • 十両とは相撲のどんな地位?
  • 十両の給料や待遇
  • 十両は外見も格好イイ!

という順で進んでいきます。

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十両とは相撲のどんな地位?

十両とは、相撲の地位の呼び名です。

この十両の地位は、相撲界でどんな位置にあるのでしょうか。

十両は相撲力士のあこがれ

相撲界の力士のランキングは、チャンピオンがご存知横綱という地位です。

この横綱を頂点とした番付(ランキング)で、十両は上から6番目の地位になります。

「上から6番目?大したことない・・・。」

と感じるかもしれません。

しかし、新人力士にとって十両は憧れの地位なんです。

それは、相撲の番付表を、上から見れば分かります。

それぞれの階級の横の数字は、2017年7月現在の力士数です。

横綱 4人
大関 3人
関脇 2人
小結 2人
前頭 31人
十両 28人
幕下 120人
三段目 200人
序二段 216人
序の口 57人

という順(番付)です。

合計663人もの力士のうち、十両の下の階級には593人!

逆に、十両の上の階級には42人の力士がいるだけです。

この十両を含めた70人は、関取と呼ばれる別格の力士たちなのです。

十両の「大銀杏」

相撲の世界で十両に昇進すると、明らかに変わることがあります。

それは、本場所の土俵で取り組み(相手力士と対戦)を行うときに、

大銀杏(おおいちょう)

を結うことが出来るようになることです。

髪の毛を頭の上でまとめただけの(まげ)の下位力士。

それが十両になると、毛先をイチョウの葉のように広げることが許されるのです。

この大銀杏の力士こそが、1人前の相撲取りなのです。

十両の給料や待遇

十両に昇進することは力士の憧れであり、大きな目標でもあります。

その十両の力士の給料待遇を見てみましょう。

十両の給料は?

相撲の力士たちの憧れる十両は、給料がもらえる地位です。

十両の給料や待遇を見ていきましょう。

十両になると月給が貰える!

幕下までの力士には、月給がありません。

それが、十両になることによって一気に月給が103万円!

いい暮らしができるようになるのです。

十両になると個室に

力士たちが所属する相撲部屋。

幕下までの力士は、みんなで一緒に寝起きしています。

それが、十両に昇進した力士は1人部屋に!

6畳から10畳程の個室が与えられるのです。

十両になると「まわし」も変わる!

十両になると、まわしの格も上がります。

稽古の時のまわしは、幕下までの力士は黒色

本場所でも稽古のときと同じ、黒のまわしを着用します。

それが十両になると、稽古の時は白色のまわしに変わります。

そして、本場所用のまわしは、シルクで綺麗なものを着けてOKになるのです。

また、化粧まわしが締められるのも十両以上です。

化粧まわし=土俵入りの時の、綺麗な絵がついたまわし。

十両になると取り組みが倍に!

本場所での取り組み回数。

幕下までは7回しかありません。

練習生同士の相撲、という扱いです。

それが十両以上の力士の取り組みは、15回(1日1取り組み)に倍増します。

質の高い取り組みが出来る力士には、観客のために毎日相撲をとってもらうのです。

十両には付け人が!

相撲の番付が十両になった力士には、付け人がついてくれます。

番付下位の力士2~3人が自分の雑用をサポートしてくれるのです。

入浴の手伝いからマッサージ、荷物の片づけまで!

至れり尽くせりです。

十両の明荷とは

十両になると、明荷(=開荷、あけに)と呼ばれる荷物箱を持つことができます。

この明荷の中には、

  • 化粧まわし
  • 締め込み(本場所の取り組みで使うまわし)
  • 着替え(浴衣など)
  • 小物

などが入っています。

明荷自体の重さは約10kg。

そして、中身の重さは30kgぐらいになります。

明荷はこんな箱

明荷は80cm×45cm、高さが30cmくらいで、フタ付きの箱です。

フタの上には四股名(○○富士など)が書かれています。

骨格は竹で編まれ、その上には和紙が張られている明荷。

表面には漆が塗られているんですよ。

粋な感じがします。

大事な明荷

この明荷、同じ時期に相撲界に入門した同級生達がお金を出し合ってプレゼントする慣わし(ならわし)です。

そのためでしょうか、力士は同じ明荷を10年以上使い続けていたりするんですよ。

これも、十両以上の力士のステイタスですね。

十両は外見も格好イイ!

冒頭で紹介したように、十両に昇進すると大銀杏(おおいちょう)を結うことができます。

凛々しい力士の雰囲気がただよいます。

十両に昇進することによる相撲の力士の外見の変化は、これだけではありません。

十両になると・・・。

「あ!、関取が歩いてくる!」

と、分かりやすい外見になっているんですよ。

力士の外見は、番付が上がることによって、どんどん洗練されていくのです。

十両以下の身だしなみ

まず、相撲の番付が十両以下の力士たちの外見から見ていきましょう。

番付最下位の序の口から、幕下までの力士たちの外見は・・・。

「序の口」と「序二段」の身だしなみ

まず、入門したての序の口とその上の序二段の力士は、各部屋から支給される、お揃いの浴衣です。

この浴衣には、部屋の名前が入っているものです。

足元は黒足袋で下駄を履いています。

「三段目」の身だしなみ

昇格して三段目になると、羽織を着ることが可能になります。

足元はエナメルの雪駄を履いてOK。

「幕下」の身だしなみ

さらに昇格して幕下の場合。

幕下の力士の身だしなみは、

  • 博多帯(締め心地の良い帯)
  • 番傘(竹が骨格に油紙が貼られた粋な和傘)
  • 着物用のコート

が許されます。

だいぶ様(さま)になってきましたね。

十両以上の身だしなみ

十両に昇進し、関取の仲間入りをした力士の外見です。

「十両」の身だしなみ

十両になると、紋付の羽織と袴が許されます。

これは、相撲以外でも一般男性の正装です。

足袋は白足袋がOKに。

そして、十両の力士はさらに上の地位を目指します。

十両という地位は、プロの扱いではありますが、まだまだ2軍選手なのです。

幕内以上の身だしなみ

幕内以上(幕内を含む)の身だしなみでは、四股名(力士名)を入れた着物着ることがを可能になります。

幕内の力士は、1軍で活躍する選手、そんな感じです。

「十両」の正式名称

実はこの十両という呼び名は俗称です。

正式名称は十枚目といいます。

もともとは、幕下の上位十枚目までの力士たちが十両の給料をもらっていたんです。

その力士たちの地位が独立して十枚目となりました。

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