相撲

出稽古をする意味!それは相撲の地力アップ

投稿日:2017年7月28日 更新日:

「出稽古で頑張るぞ!」

相撲の力士の出稽古

この出稽古の意味を解説しようと思います。

  • 出稽古をする意味
  • 出稽古に行く横綱っているの?

という順で見ていきましょう。

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出稽古をする意味

まず出稽古とは、相撲の力士が

「他の相撲部屋に行って稽古する」

ということです。

そして、この出稽古の意味は・・・。

出稽古の意味

出稽古の意味は、力士自身の地力アップを効率的に行うことです。

相撲界には力士たちの所属する部屋が40以上あります。

そのなかで、相撲の番付で関取と呼ばれる実力者は70人。

関取たちは、自分以上や同等の稽古相手を確保しなければいけません。

そのための出稽古なのです。

力士の少ない相撲部屋もある

相撲の力士は普段、自分の所属する部屋で朝に稽古をします。

ところが、自分の部屋が

  • 力士が少ない
  • 同等の力士がいない

という力士の場合は、出稽古が自分の力を向上させる大きな手段となります。

枠組みにとらわれない出稽古

相撲界では、兄弟部屋と言えるような一門と言われる部屋同士の結びつきがあります。

しかし、その枠組みにはとらわれずに自分の稽古(練習)相手を求め、出稽古に出かけるのです。

特に、苦手とする力士との出稽古は自分の地力アップに有効です。

出稽古で弱点克服!

自分が苦手とする力士に勝つために、出稽古に行き、稽古を重ねると・・・。

それは、自分の弱点を克服することに。

苦手とする力士との稽古は、

  • 弱点の克服
  • 技の引き出しが増える

というメリットがあります。

他の力士との対戦でも、

  • 立会いの研究
  • 突っ張りの強化

などなど、弱点の克服は、勝ち星を重ねる大きな要素です。

出稽古に行く横綱っているの?

「横綱って出稽古にいくのかな・・・。」

出稽古には横綱も行きます

一昔前は、横綱は自分の部屋に構え、出稽古の力士を迎えることが多かったようです。

しかし現在、横綱も積極的に出稽古で汗を流します。

大横綱の白鵬も出稽古に出かけ、さまざまな相手との稽古で技能を向上させ続けているんですよ。

支えあう相撲界

基本的に、稽古をする時には予約はいりません

個々の力士の技能の向上は、相撲界全体の願いです。

部屋同士、互いに支えあっているのです。

そのため、自分が稽古したい相手が他の部屋に出稽古に入っている場合は、その部屋まで追いかけていく力士も。

違う部屋違う部屋の力士が稽古をしているという場面もあるのです。

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