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ジーンズとデニムの違いはコレ!大西洋を渡った物語とは?

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暮らしの中に普通にあるジーンズ。

若い人たちはデニムと言い、世代が上がった40代の私はジーパンと呼び方が違います。

みなさんや周りの方々はどうですか?

職場の20代イケメンにきいてみると、
「デニムとジーンズって同じじゃないですか?」とのこと。

う~ん、ちょっとモヤモヤするのでリサーチしてみよう!

と調べていくとジーンズやデニム、ジーパンの違いが分かってきたんです♪

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ジーンズとデニムの違いとは

調べていくと
デニムは生地の名前だったんです。

そのデニム生地で作ったパンツ(ズボン)をジーンズというんです。

デニム生地の出どころはヨーロッパ

ヨーロッパのフランスで生まれたデニムは、お隣の国イタリアへ。

イタリアの次にアメリカまで大きく海を渡ったデニムは、加工されてジーンズとしての産声をあげました。

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アメリカ労働者のなかで大ヒット商品となったジーンズは、戦後になると今度は日本に渡ってきました。

日本では和製の言葉でジーパンと呼ばれ、お洒落に履かれるようになっていったんです。

使われている素材がデニム生地ということもあって、最近の日本ではジーンズの事をデニムということが増えてきたみたいですね。

これがデニムとジーンズの大まかな違いなんですが、生地がデニムと呼ばれる理由や、ジーンズの語源もわかってきたのです。

デニムのふるさと

ジーンズの生地となっているデニム

このデニムが生まれた場所がフランスなんです。

フランス南部、海に面したニームという街です。

コロシアムのような円形格闘場があるんですよ。

現在の人口が14万人のニームは、古くから織物業が盛んな土地で、街の名前がデニムの語源となりました。

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デニムの語源

デニムは藍染の青い糸を使い、綾織りセルジュという編み方で作られます。

ニーム産の綾織りという言葉をフランス語にするとセルジュ・ド・ニームとなります。

これをもっと短く呼んだ言葉がデニムなんですよ。

日本語で表すと「ニームの」って感じでしょうか。

ニームから世界へ

フランスの西隣の国イタリア

フランスとの国境にもほど近い場所にジェノバという都市があります。

今の人口は58万人で、イタリア最大の港町として栄えてるんです。

横浜や神戸のようですね。

デニムは、この大きな港から世界に向けて輸出されていきました。

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ちなみに、ジェノバからは有名人が多数輩出されているようで、冒険家のコロンブスも出身者です。

サッカー界の「カリスマ」カズこと三浦知良もイタリアに渡り、ジェノバのクラブチームでプレーしましたね。

ジーンズ誕生!

所は変わってアメリカです。

デニムとの違いをお話する上で外せない、ジーンズの生まれた国ですね。

1800年代、アメリカは工業の発展に盛り上がり、ゴールドラッシュに沸きカウボーイも登場しました。

国全体が汗をかき、体を使って仕事をしていました。

パンツには膝を中心に穴が開いたり、他の部分も破けてしまったりして大変でした。

それで丈夫な素材でパンツが作られ始めるんですね。

そんな時アメリカ人の目にとまったのがデニムでした。

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安くて丈夫なデニムは、壊れにくいパンツを作るのにうってつけの素材だということに気づいたんです。

それでデニムを使ってパンツが作られ、破れないように補強する金具もつけられたのが、ジーンズなんです!

生地と生地のつなぎ目を補強するためにつけたボタンのような金具はリベットっていうんですよ。

ポケットのあたりにありますね。

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ジーンズの語源

あれ?
そういえば、どうしてジーンズっていう名前がついたんだろう?

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デニムとの違いは分かってきましたが、ジーンズという名前がついた訳はまだですね。

それは、さっき出てきたイタリアの港湾都市ジェノバが関わっていたんです。

もしかして、ちょっとお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は
ジェノバという言葉が変化していってジーンズという言葉が生まれたんですよ。

フランスからイタリアを経て、アメリカまではるばるやってきたデニムが入った箱

そこにはフランス語でジェノアと書かれていました。

スペルGenesです。

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受け取るのは英語を使うアメリカ人

呼び方にも違いがでてきます。

いつの間にかデニムで作られたパンツは「Jeans」「ジーンズと呼ぶのが一般的になっていったんですよ。

そしてジーンズはアメリカで作業着としても、日常着としてもオシャレに着用されるようになっていきました。

ジーパンと呼ばれたワケ

ジーンズは戦後、日本にやってきました。

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ジーパンと呼ばれた説は、ざっくりと3つあります。

ジーパンと呼ばれたのはジーンズパンツの略で「Gパンツ」「ジーパン」といったところです。

戦後の日本に駐留した米兵がジーンズを履いていたから、とも言われています。

彼らはGI、ジーアイと呼ばれていましたが、GIが履いているパンツの略で「Gパン」「ジーパン」ということですね。

先ほどからジーンズの重要キーワードとして出てくるジェノバ。

ジェノバの頭文字がGだからジェノバのパンツを略して「Gパン」「ジーパン」なんてことも。

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今回は、ジーンズとデニムの違いのお話をさせていただきましたが、最近のジーンズには私にとってうれしいことが!

ストレッチジーンズが男性用にも多く販売されてきていることです。

腰回りの筋肉が多めに付いている40代男性の私は、ストレッチジーンズを履くと快適なんですよ。

まあ、それ以前に体形をしっかりしておこう、というのが先かもしれませんが(^^;

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