子育ての一番のイライラ解消法は叱り方を変えることです。
子育てで毎日イライラしてしまう私。
4歳の息子は、優しく良い子に育っているとは思います。
でも悪ふざけが多く、何か肝心な時や急いでいる時に限って、おどけたり踊りだしたり・・・
そのタイミングがイライラを増幅させ、ついつい怒鳴ってしまいます。
そして少し経つと、怒鳴ってしまった自分を反省する毎日を繰り返しています。
毎日こんな調子で、親の私も、子供も気持ちが沈んでしまっていました。
そこで子育てのイライラの解消法はないかと調べ始めました。
行き着いたのが叱り方を変えることです。
外出やショッピング等で、自分の気分を高めるイライラ解消法も、気分転換になり良いことだと思います。
子育て以外のことに目を向け、子供との距離をとることで前向きになれますよね。
でも子供がある程度の年齢になってくると、もともと幼稚園や保育園、学校と子育てから離れている時間を持っているにも関わらず、子育てでイライラしてしまっているんですよね。
それであれば、すでに親が言っていることを理解できる年齢の子供なのだから、叱り方を変えて親も子供も前向きに関係を改善するのが、一番のイライラ解消法だと思います。
- イライラしすぎて間違った怒り方とは
- イライラしても一呼吸おいて伝わる叱り方を
でご紹介します。
仲良し親子を目指しましょう。
スポンサーリンク
イライラしすぎて間違った怒り方とは
毎日、大声を出して怒っているご家庭は、我が家だけではないと思います。
「いい加減にして~!!!」
ということが日常茶飯事に起こり、イライラの頂点が頻繁にやってきます。
子供たちは、なんで毎日同じことを繰り返し親に怒られているのでしょう?
不思議ですよね。
同じことでイライラさせているんだから、直してくれれば良いだけなのに・・・
しかし、怒られても同じ事を繰り返してしまう原因があったのです。
自己防衛をしている脳
大声を出して怒られている時、子供って聞いていない時が多いですよね。
怒られているのに、途中で遊びだしたり。
それで怒っている方も、余計イライラしてしまいます。
さらに、いくら怒っても、少し経つと同じことを繰り返す。
疲れてしまいますよね。
どうして子供は怒られても、途中で遊んだり、同じことを繰り返してしまうのでしょう?
実は
脳が自己防衛しているから!
◆脳の自己防衛能力
脳は、日常のストレスや恐怖から逃れるための自己防衛能力を持っています。
子供の脳も同じ。
子育てにおいて両親に怒られている時、子供の脳はシャットダウン状態になっているのです。
そうなんです。
イライラして怒っていた私たちの思いは、子供の脳にシャットダウンされてしまい、通じていなかったのです。
これを知った時、ガクッと全身の力が抜けました。
そりゃ脳が受け入れていないなら、何度怒っても意味がなかったということ。
毎日イライラした気持ちが繰り返されるわけです。
きちっと親の私たちが思っている気持ち「何を注意したいのか」「何をやめてほしいのか」を伝えないと、このイライラは何をやっても解消法にはならないのです。
さらに、子供の脳が自己防衛され続けると、逃避行する脳になってしまい、集中して物事を行うことができなくなってしまいます。
イライラしても一呼吸おいて伝わる叱り方を
私たちが、子育てを楽しくできるようになるイライラ解消法とは
なぜ叱らなければいけないのかをハッチリと子供に伝えることです。
大声を出さずに、子供の年齢に合わせてしっかりと話して理解してもらうのです。
でも子供は自分の悪いところだけを言われると、悲しくなり怒りたくなってしまいます。
大人でも同じですよね。
何かで叱る時は、必ず同時に褒めましょう。
褒めてもらうことで
「自分は良い子だから、もっと良い子になろう」
と思ってくれます。
小さい子供の場合は、すぐには叱られていることを治せないでしょう。
伝わる叱り方と褒めることを繰り返すことで、ゆっくりとでも改善していきます。
今まで大声を出して怒っていた場合、いきなり褒めながら叱ることは難しいと思います。
一呼吸おくことを意識しましょう。
大切な存在の子供。
愛情があふれている分、余計直してほしい部分が見えてイライラ子育てになってしまうんですよね。
しっかりと子供がわかるように叱って、同時に褒めることを繰り返すことで、子供は成長していきます。
子供が成長することが、イライラの解消法です。
家族の笑顔がいっぱいの家庭を築いていきましょう。