マラソン本番の攻略法のうち走り方のコツを、知っているだけでレースが楽になるものを紹介させていただきます。
実力がそのまま結果につながるような知識を持っておいて、損はありません♪
スポンサーリンク
マラソンの走り方のコツ!①
◆スタート直後
号砲が鳴って、マラソンのレースがスタートすると、参加者が多いほどランナーの密度が高く、混雑します。
ここでがんばって追い抜いていく走り方だと体力を消耗し、後々に響いてきます。
周りが空いてくるまではウォーミングアップと捉えるのがコツです。
次に、周りが空いてきて快適に走れるようになってきたあたりで気をつけことがあります。
オーバーペースになってしまうことです。
みなさん、マラソンレースのために準備し、気合が入っています。
序盤は「やるぞ!!」とテンションも上がっています。
周りに負けじとペースも上がってしまうんですね。
アドレナリンが出てきて疲れも感じなかったりしますが・・・。
そうすると後半のペースダウンが待っています。
前半はゆっくりすぎる、ぐらいの感覚の走り方をするのがコツです。
マラソンの走り方のコツ!②
◆体感速度
いつものランニング時と同じ走り方、同じスピードで走っていても、マラソン大会本番ではゆっくりにしか走れていない感覚になることがあります。
おかげで、気づいた時にはオーバーペースに・・・。
どうしてなのでしょうか。
普段のランニングコースを思い浮かべてみましょう。
普段は、道路の歩道を走っている方が多いのではないでしょうか。
走っている時の視界のすぐ脇を住宅や公園、コンビニや街路樹といったものが現れては、消えていきます。
本番のマラソンでは広い道を走れますので、自分の視線の風景の移り変わりが、ゆっくりになります。
そのため、自分の走っているスピードも遅く感じられるのですね。
スピード感が欲しくなった時には、道の端を走るのがコツです。
マラソンの走り方のコツ!③
◆走るコースはライン取りが大事
「スピード感が欲しくなった時には、道の端を走るのがコツ」
とお伝えしましたが、それをスタートからゴールにかけて続ける走り方にはリスクがあります。
道の端ぞいを、カーブに沿って走り続けると、長い距離を走ってしまうことになるんですね。
マラソンのコースはもちろん、ずっと真っすぐ、というわけではありません。
コースに引かれた白線通りに、曲がりくねった走り方をしていたら、最短距離+αを移動することになってしまいます。
▶42.195Kmの測り方
もともと、マラソンコースの距離測定は縁石から30cmの場所を結び合わせてつくっています。
カーブの場合はカーブ内側の最短距離を直線で結んで計測するんですね。
例えば、S字カーブでカーブが穏かな場合は直線として計測できる、ということですね。
▶最短のラインを走りましょう♪
道の端をカーブに沿って走ると1カーブあたり何メートルも遠回りしていることになり、42,195kmよりもかなり長く走ることになります。
道の端を走り続けるマラソンランナーは多いですが、周りがランナーで混雑していなければ、直線的に走るのが、移動距離を抑えるコツです。
道の端を走るのは直線だけ、と走り方を決めておけば、遠回りしなくて済みますね。
▶トラックのレーンでイメージしてみます
競技場の400mトラックの第1レーンを一周した場合と第2レーンを一周した場合の距離差を考えてみましょう。
トラックのレーンの幅は1.22mです。
そして、距離の差が出るのは円になっている部分(コーナー)。
トラックを一周した時の第1レーンと第2レーンの距離差を計算すると約7.7mもの差がでるのです。
・・・隣のレーンと並走して一周すると、7m以上の距離差がでるのです^^;
このような差を、マラソンのレースでプラスしない走り方を、可能な限り実践していきましょう。
◆マラソンの走り方のコツ!おまけ
1,000円札携帯のススメ
1000円札の携帯は、マラソンレースの不安のいくつかを、取り除くコツですのでオススメです。
▶給水所の飲み物がなくなった時に、自動販売機を見つければ水分補給ができます。
▶「もう走れなくなった」という時に収容車が近くにいなくとも交通機関を使ってゴール地点に辿り着けます。
▶「おなかが減って動けない!」となったときに食べ物でエネルギーチャージができます。
着衣にポケットがなく、ポーチを身に着けない場合でも、ナンバーカード(ゼッケン)に止めてしまうのが、1000円札携帯のコツです。