保湿でお肌を守ることがシミ対策になる、というお話です。
乾燥している肌はシミの原因となる紫外線をまともに受けてしまいます。
保湿されている肌の場合は、メラニン色素が肌の表面で形成され、
新陳代謝によって、そのメラニン色素も一緒に剥がれ落ちていきます。
ところが、保湿されず、乾燥している肌の場合は、肌細胞が水分不足で
小さく、硬くなり、作られたメラニンが剥がれ落ちていかなくなってしまうんです。
そうなんです。
そのメラニンが残った状態が、シミなのです。
また、乾燥した肌は紫外線のダメージを受けやすくなってしまうので、
メラニン色素をどんどん作っていってしまうのです。
ですので、シミ対策には肌の保湿が欠かせないのです。
今回は肌の保湿について「入浴・洗顔」と「日焼けした時」についてお話しします。
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入浴・洗顔
入浴したり、顔を洗ったりした後はすぐに化粧水+乳液などで
肌を優しく保湿してあげましょう。
それが、すぐにできる簡単なシミ対策なんです。
また、肌を洗う時にも大事なことがあります。
ゴシゴシとナイロンタワシなどの摩擦で洗わないことなんです。
洗って流し落とすのは古い肌細胞だけでいいところをゴシゴシ洗うと、
元気な肌細胞や保湿成分まで削りとってしまうのです。
肌を傷つけてしまい、シミ対策ができなくなってしまいます。
そうならないためには、やさしい成分の石鹸や洗顔料で十分に泡立てて洗って、
ぬるま湯程度のお湯で流してあげましょう。
泡立てネット(100円ショップにもあります♪)で泡を作ってみたら
モチモチの弾力さえもあるので、ちょっと嬉しくなりました。
まだの方はぜひ、試してみて下さいね。
また、バスタオルでのゴシゴシふくことも同じ理由で肌を傷めてしまいます。
タオルで拭くことは、擦ること、につながり、肌にダメージを与えてしまいます。
押し当てるようにして水分をとる、というのが肌にやさしいやり方です。
日焼けをしたら
では、ここからは日焼けをした場合のシミ対策について
お伝えしたいと思います。
日焼けが避けられない場面はどんな季節でもあると思います。
バーベキューパーティー、子供を公園に連れていく、スポーツ観戦、
などなど・・・。
そんな場合には前日にパックをすることで肌の保湿を十分にしておく準備が
必要ですが、日焼けをした後にも肌をケアしてシミ対策をしましょう。
◆冷やす
日焼けはヤケドに近いものがありますね。
日焼けをしたら、まずはシミ対策ができる状態まで肌を回復させてあげる
ことが先決です。
赤くなるなどで肌が火照っていたら、まず冷やしてあげましょう。
冷やしておいた、顔のパックがあれば、熱を冷ませるし冷たさが気持ちいいですよ。
また、この段階の肌はだいぶ弱っていますので顔や体の汚れを落とす時も、
ぬるま湯でやさしく流すようにしましょう。
熱いお湯で強めのシャワーには肌が悲鳴をあげてしまいます。
◆化粧水
日焼けの火照りが落ち着いてきたら化粧水で水分を失った肌を保湿し、
乳液で潤いを。
◆美白化粧品
日焼けのダメージから潤いが戻ってきた肌はシミ対策ができる段階です。
日焼けした2日以内には美白化粧品でメンテナンスをしましょう。
乾燥肌であれば化粧品はアルコールが含まれていないものがおすすめです。
アルコールはすぐに蒸発し、お肌の水分も一緒に持っていってしまい、
保湿ができなくなってしまうからなんです。
室内には加湿器があるとうれしいですよね。
加湿器がない場合は濡れたタオルを干して室内の保湿ができます。