私たちの体は、大自然と調和するようにできています。
朝の光に包まれることで体が目覚め、活動を開始します。
そしてだんだん夜が近づき、暗くなっていくことによって眠気がやってくるのです。
今回のお話、寝室の照明の調光もこの自然の流れに基づいて考えましょう。
暮らしのなかで、夜が近づくにつれて照明を落としていくのです。
やがて寝室で就寝する時には、日が暮れた薄明かりがベストです。
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寝室の照明が蛍光灯だと目が覚める
寝室で寝る前に蛍光灯の光を浴びると
体は「朝だ!」
と感じてしまいます。
これは蛍光灯が明るいから、というだけではありません。
蛍光灯の光って、少しだけ青みががっているんです。
じつは朝の光も青みがかっていて、体が朝になったと勘違いしてしまうんですね。
すると睡眠のためのホルモンメラトニンが分泌されないんです。
寝室でほっこりした時間を持ちたいのに、いつまでもやる気満々に。
ですので、寝室で就寝前に過ごす時間は温かみのある光を浴びましょう。
白熱灯が睡眠へ導く
リビングを含め、ゆったりとする場所の照明は白熱灯が良いでしょう。
白熱灯の光には夕暮れ時と同じ、オレンジ系の波長が含まれているんですよ。
オレンジ系の波長で夕暮れ時の明るさであればメラトニンがたくさん分泌されてきます。
睡眠のホルモンですね。
就寝の1時間前からは、さらに調光を落とした寝室の照明のなかにいれば良いでしょう。
快眠できる準備として、体をリラックスさせてあげるのです。
ちなみに、蛍光灯やLEDにも白熱灯と同じ色のものがありますので、買い替えることが可能です♪
快眠できる寝室の照明の調光は?
快眠できる寝室の照明の調光は50~100ルクスです。
100ルクスの明るさは、一般的な街灯の下の明るさです。
50ルクスになると、文字が読みにくくなります。
足元の安全を確保することを考えると、就寝時の寝室の照明は高さの低いところにあるのが良いでしょう。
太陽も昼は高いところにあって、夕方から夜にかけて高さが低くなってきます。
そう言う意味でも、低い場所の照明が自然ですね。
50~100ルクスという就寝時の明るさを終着点として、照明を暗くしていきます。
夕飯あたりを境目に、リビングやキッチン(生活空間)の照明を落としていくのです。
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買い物に注意
深夜、コンビニに行くことって結構ありませんか。
このことには注意が必要です。
コンビニの照明は蛍光灯が多いですからね。
寝室の照明の調光が、しっかりと薄暗くできていても、コンビニの買い物で目がパッチリ!
体は朝日と同じ青い波長の蛍光灯の光をあびて
「朝だ!」
と勘違いしてしまうんですね。
一日が始まったつもりの体は活動を開始してしまいます。
寝室の照明の調光を考えて、就寝へと導いてきた流れがリセットされます。
できれば、夜の遅い買い物は控えましょう。