今回は夏のランニングの対策についてお話をさせていただきます。
当たり前のことですが、夏は暑いですね。
暑さがランニングをハードなものにします。
この暑さとどのように向き合っていくのかということがテーマとなります。
まず夏の暑さがランニング時の心拍数に影響するということについてです。
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夏のランニングで対策を考えるのはこの部分です
夏のランニングは、涼しい時期に比べてパフォーマンスが落ちやすいですね。
この原因の一つに心拍数の上昇が挙げられるのです。
では、どうして心拍数が上がるのか?
それは夏の暑さを凌ぐために体が大量の汗を必要とすることが原因となります。
汗は血液の水分から取り出します。
すると血液の全体量が減り、心臓の1拍あたりの血液量も減ってしまうことになるのです。
1拍あたりの血液が減ってしまったので、心臓としては脈拍数を多くして対応するしかないのです。
夏のランニング時の心拍数対策は?
上記の理由から、夏の暑さによるランニング時の心拍数対策には、まず
心拍数に応じた有働強度の設定をする
ということが初めの対応策になります。
つまり涼しい時期に比べて運動強度を下げるということです。
ただ、それだけではつまらないと思うのです。
次の章では、夏のランニング時にできるだけ運動強度を下げないような対策を考えていきたいと思います。
夏の暑さ対策に体温を考えましょう
夏のランニングの対策に、体温の上昇をおさえる工夫を考えてみたいと思います。
夏のランニングもできるだけ涼しく、運動強度を下げずに走りたいのです。
では、かんたんにできる暑さ対策を。
夏のランニングの暑さ対策
夏のランニングの暑さ対策をいろいろあげてみます。
◆建物の影を走って直射日光を避ける
正午に比べて午前中や夕方は建物の影が長いです。
◆木陰のある公園のランニングコースを走る
周りのランナーたちとの共存でモチベーションもアップします。
◆大きめのキャップで頭部への日差しを軽減
日光の熱を吸収する黒色系は避けましょう。
冬用のランニングキャップも熱がこもる作りなので注意が必要です。
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◆水をかけて体を冷やす
ランニングコース中、水場や手持ちのペットボトルの水を火照った部分にかけます。
ランニング後は、あまり冷たすぎるシャワーですと、かえって火照ってしまい疲労回復が遅れてしまいます。
ぬるめのシャワーで体をゆっくりと適温に戻してあげましょう。
◆吸汗・速乾性のウェアの着用
Tシャツの下に吸汗・速乾性のインナーを着用すると快適です。
◆サングラスの着用で体感温度を低く抑える
あくまでも体感温度が低くなるということですが、ストレスの軽減という部分で考えると見逃すことのできない効果です。
暑さのストレスによる交感神経の高ぶりが心拍数の上昇につながるという見方もあるのです。