バレーのリベロのルールと役割という切り口で、このポジションの動きを見ていきましょう。
リベロには特別なルールがあるため、リベロの役割はこのルールに基づいているのです。
ではバレーのリベロについて
- ルールと役割は?
- 交代のルールはどうなっているの?
- 役割と動き方で求められるコトは?
という順で見ていくことにしましょう。
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バレーのリベロ!ルールと役割は?
バレーのリベロの役割はズバリ!
守備です。
リベロがプレーできるのは、後衛(バックポジション)のみというルールなのです。
リベロの選手がバレーのルールで規制され、プレーできなきないことを見てみましょう。
- サーブが打てない
- ブロックできない
- スパイクの禁止
- セッターとしてトスを上げることができない
このようなルールがリベロには課せられているのです。
このルールによって、リベロの具体的な動きは
- 相手のサーブをレシーブする(=レセプション・サーブカット)
- 相手のスパイクをレシーブする(=ティグ)
というレシーブの専門家としての役割になるのです。
バレーのリベロ!交代のルールはどうなっているの?
バレーのルールでは、リベロの選手の交代についても特別なものとなっています。
そのルールはこちらです。
- リベロの選手は後衛(バックポジション)の選手とのみ交代できる
- リベロの選手は後衛でのみプレーできる
- 審判の許可を取らずとも交代できる
- リベロの選手は何度でも交代することができる
※バレーの試合での交代は、1セットにつき1チームで6回まで可能ですが、リベロの選手の交代はこの交代回数にカウントされないのです。
このような独特なルールによって、リベロはおもにミドルブロッカー(センター)との交代が多くなります。
後衛にきたミドルブロッカーと交代し、チームのレシーブ力をアップさせる役割を担います。
大型の選手はレシーブ力が低いことが多いですからね。
バレーのリベロ!役割と動き方で求められるコトは?
バレーのリベロの役割と動き方で、まず求められるのは強い気持ちを持つことです。
バレーの試合で、リベロの選手にはレシーブのスペシャリストという役割があるため
「どうやってでもボールを落とさない!」
という強い気持ちを持った動きが求められます。
瞬発力や粘りのレシーブで
「決して諦めない!」
というハートをチームメイトに波及させるのもリベロの役割です。
このためリベロには、チームを鼓舞する役割もあります。
チームの状態が沈みそうな場面でも、強気で前向きなチームの要となるのです。
リベロはバレーの試合中のコートで遠慮していてはいけません。
「全てのレシーブを取りに行く!」
という気持ちでセッターがトスしやすいレシーブをするのです。
リベロは積極的なレシーブを行うことで、チームメイトの守備の負担を軽減します。
◆バレーのリベロ!もう一つの役割とは?
バレーの試合中、リベロにはもう一つの役割があります。
それはコート内のチームメイトに監督の指示をつたえる役割です。
リベロの選手は、後衛の選手といつでも何度でも交代できるルールです。
コートに入ったリベロの選手は、監督の言葉を伝えながらチームを勇気づけるのです。