一年の始まりのお正月
お正月の中で子供にとっての一大イベントといえばお年玉!
子供の頃は、クリスマスを過ぎたら頭の中はお年玉の事でいっぱいでした。
あんなに楽しみだったお年玉が、大人になって渡す側になると
「どれくらい渡せばいいんだ~」
と悩んでしまいました。
年末年始は、他にもバタバタで大忙し。
「もう悩んでいられない」という方は多いと思います。
そこで!
今回はお年玉の年代別相場の全国平均を一覧にしました。
合わせてお年玉の由来や、知っておくと便利な渡し方もご紹介します。
- お年玉の由来って?
- お年玉の相場を一覧でチェック
- お年玉の渡し方
の順でお話します。
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お年玉の由来って?
お年玉はお正月に渡しますよね。
お正月は、家に年神様をお迎えする行事なのです。
年神様は家族に幸福を与えてくださり、魂をわけてくださると考えられていました。
なので昔は1月1日に一つ年を加える数え年で、年を重ねていたのです。
お正月にはしめ飾りや門松、鏡餅などをお供えしますよね。
その中のお供えした鏡餅に年神様が依ると言われていました。
年神様の御霊が宿られた鏡餅を、家長が家族へ分け与えていたのです。
その事が、年神様の賜物(たまもの)から
としだま→お年玉となった
と一説で言われています。
お年玉の相場を一覧でチェック
お年玉の相場を年代別に全国平均の金額をご紹介します。
◆お年玉の相場一覧
年代 | お年玉金額 |
---|---|
0~3歳児 | 0~1,000円・おもちゃorお菓子 |
幼稚園児 | 1,000円 |
小学1~2年 | 1,000円~3,000円 |
小学3~4年 | 3,000円 |
小学5~6年 | 3,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 5,000円~10,000円 |
大学生 | 10,000円・渡さない |
・・・・・・・
0~3歳児には現金を渡す場合1,000円が相場になりますが、現金ではなくおもちゃやお菓子をあげる方も多くいます。
小学生は2学年又は3学年に区切り、金額設定する方が多いようです。
大学生になると、渡さない方が半数になります。
大学生でも20歳を境に渡す渡さないの判断基準をする場合もあります。
相場の他にも、親戚一同が集まって渡す場合、あらかじめ金額を話し合い設定するのも良いでしょう。
お年玉の渡し方
次にお年玉の渡し方です。
マナーを覚えスムーズに渡しましょう。
お札は新札で
お年玉や結婚式など様々なお祝い事には新札を渡すのがマナーです。
銀行や郵便局で両替してもらえます。
年末になると銀行や郵便局は混み合いますので、少し余裕をもって両替にいきましょう。
ポチ袋の表書きと裏書きは?
ポチ袋の表にはお年玉と渡す子の名前
裏には自分の名前を書きましょう。
渡し忘れや、渡す時に中身の金額を確認しなくてすみますよ。
上司の子供・両親への渡し方は?
お年玉とは
目上の者から目下の者へ渡すものです。
なので、いつもお世話になっている上司のお子さんや、両親にはお年玉を渡すことはマナー違反になります。
上司のお子さんに、どうしてもお渡ししたい場合は
「玩具料」「文具料」などの名目でお渡しするのが良いとされています。
また現金ではなく、物や商品券を渡す手もありますが、臨機応変に対応した方が良いでしょう。
両親などには、普通の祝儀袋に「御年賀」と書き渡しましょう。
今回はお年玉の相場を一覧にしてご紹介しました。
みなさんにとって幸せな一年の始まりになりますように
素敵なお正月をお迎えください。