バレーのルールの反則を、まずはサーブ・レシーブ・アタック・ブロックについて解説します。
さらにバレーのローテーションやリベロ、点数やセットのルールなどなど!
ではバレーのルールについて
- 反則をいろいろ見てみよう
- ポジションにまつわる反則はコチラ
- 点数やセット数はどうなっているの?
という順番でお話をさせていただこうと思います。
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バレーのルール!反則をいろいろ見てみよう
バレーのルールで、反則になることを解説していきます。
- サーブの反則
- レシーブの反則
- アタックヒットの反則
- ブロックの反則
という順番で見ていきましょう。
サーブで反則になるルールは?
バレーでサーブを打つときに反則となるルールを見ていきましょう。
スクリーンの反則
相手チームから見方のサーブが見えなくなるように視界を遮ってはいけません。
8秒以内に打たないと反則に
サーブは8秒以内に打たないと反則になります。
トスは1回で打たないと反則に
バレーでは、サーブのために上げたトスは1回で打たないと反則です。
◆サーブで反則にならないルール
サーブのルールで、反則にならないものがあります。
それはサーブのボールがネットに触れた場合です。
ネットに触れた場合でも、サーブのボールが相手コート側に落ちれば反則になりません。
プレーを続けることが可能なのです。
レシーブで反則になるルールは?
今度は、バレーのレシーブに関わる反則について見てみましょう。
フォアヒットの反則
バレーの基礎とも言えるルールで、4回以上ボールに触れると反則になります。
3回以内のボールタッチで相手コートに返球しないと反則なのです。
ダブルコンタクトの反則
同じ選手が2回続けてボールに触ると反則になります。
例えば、自分でトスしたボールを、そのまます自分でスパイクすると反則なのです。
またレシーブしたボールの方向が変わり、自分の顔などにあたってもダブルコンタクトの反則となります。
ホールディングの反則
ホールディングとは、プレー中のボールを掴んでしまうことで反則となります。
◆レシーブで反則にならないルール
バレーのレシーブは、手だけで行わなくても反則になりません。
足など体のどこでレシーブしても良いのです。
バレーのルール!アタックヒットの反則とは?
バレーのルールで、今度はアタックヒットの反則についてお話します。
※アタックヒットとは、ブロック以外で相手コートにボールを返すことを指す言葉です。
◆アタックヒットに関係する反則のルール
ネットの真下、相手チームとの境界線はセンターラインと呼ばれます。
このセンターラインから3m離れたところに引かれているのがアタックラインです。
アタックラインには後列のバック(後衛)3人のプレーを制限するルールがあります。
バックの選手は、アタックラインの後ろからしかスパイクを打つことを許されていません。
ちなみに、これはバックアタックと呼ばれるプレーです。
この時アタックラインの後ろからジャンプしてさえいれば、反則になりません。
着地する場所がアタックラインの前でも反則を採られないルールなのです。
◆オーバーネット
相手コートにあるボールにネットを超えて触れるとオーバーネットの反則になります。
ブロックで反則になるルールは?
バレーのルールでの、ブロックについての反則です。
まずサーブをブロックすると反則です。
また後列のバック(後衛)の選手はブロックに参加できないルールです。
◆ブロックで反則にならないルール
ブロックの時はネットの上から相手コートに手が入っても反則をとられないルールとなっています。
オーバーネットの反則の適用外なんですね。
ただし相手がスパイクを打とうとしているボールに、先に触れるてしまうと反則です。
バレーのルール!ポジションにまつわる反則はコチラ
こんどはバレーのルールでポジションにまつわる反則を見てみましょう。
では
- ローテーション
- リベロ
の反則について解説します。
バレーのローテーションとは?
バレーには、ローテーションというルールがあります。
このローテーション、自分のチームがサーブ権を得た時に行われます。
サーブ権を得たとき、時計回りにポジションを移動しなければいけないのです。
6人制バレーでは、ネットに向かって6人が2列にポジションを取らなければいけません。
前列の3人がフロント(前衛)、後列の3人がバック(後衛)と呼ばれています。
図の中で、それぞれのポジション名は
- A・・・フロントレフト(FL)
- B・・・フロントセンター(FC)
- C・・・フロントライト(FR)
- D・・・バックライト(BR)
- E・・・バックセンター(BC)
- F・・・バックレフト(BL)
となります。
このポジションの位置関係を、サーブが打たれる前に崩してしまうと反則となります。
バレーのローテーションは、時計回りにポジションを移動していくルールです。
Aのポジションの次はBへ、Bの次はCのポジションに動いていきます。
そしてCのポジションからDのポジションに移った選手がにサーブを行うのです。
その後はDからE→F→A→B・・・と移動し続けます。
リベロが反則になるルールは?
バレーの選手の中で特別なポジションとなる、リベロについての反則のルールです。
後衛のみでプレーし、ユニフォームの色も味方選手と違うリベロ。
大きく言うと、リベロはレシーブ以外のプレーを行うと反則をとられます。
ですのでリベロはスパイクやブロックをすると反則です。
先の章でお話した、アタックラインよりも前でトスを上げても反則に。
加えてバレーのルールでは、リベロがサーブを打つことも反則としています。
バレーのルール!点数やセット数はどうなっているの?
バレーのルールについて
- 点数やセット数
- ラリーポイント制
についてお話します。
おまけで
- タイムアウトとメンバーチェンジ
- ボールの規格
の解説もあります♪
点数やセット数のルールは?
バレーのルールで、勝敗が決まるセット数と点数制度はどうなっているのでしょうか?
まずバレーの試合は5セットで行われるのが基本です。
5セットのうち3セットを取ることができれば勝利を得ることが出来るのです。
ただし、これはあくまで基本のルールです。
大会の運営上、決められた期間内に優勝チームを決める必要があります。
そのため運営を滞りなく進めるため、セット数をへらして3セットマッチなどで勝敗を決めることも。
1セットは25点の点数を先に取ることのできたチームが得られます。
セットの終盤に24対24になった時には、25対24になってもセットは終わりません。
2点差をつけることのできたチームが、そのセットを勝ち取ることができるのです。
また獲得セット数が2対2で最終セットをむかえると、その5セット目だけは15点先取となります。
点数はラリーポイント制にルール変更された
バレーのルールの点数制度は、1990年にラリーポイント制に変更されました。
以前はサイドアウト制で、サーブを打ったチームしか点数を得られませんでした。
それが現在のラリーポイント制にルール改正が行われたことで、点数がたくさん入るようになりました。
サーブ権の有無にかかわらず
- ボールが相手チームの床に落ちた時
- 相手チームがコート外にボールを落とした時
に点数が得られます。
例えば、サーブをレシーブしてからのスパイクが決まれば点数が得られるようになったのです。
最終セットを争う時は、そのセットのみ15点先取で勝敗が決定します。
タイムアウトとメンバーチェンジのルールは?
バレーのルールでは、タイムアウトは1セットの中で2回取ることができます。
長さは30秒です。
このタイムアウト、1度しか使わない場合は2回分をまとめて使ってもOKです。
またメンバーチェンジは1セットの中で6回できるルールとなっています。
ただしリベロの交代に関してはこの6回のうちにカウントされません。
リベロは無制限にコートを出入りできるのです。
さらにリベロの交代は、審判の許可を得ないで行っても反則になりません。
ボールの規格
バレーのルールで、ボールの規格はどうなっているのでしょうか?
まず、ボールは暗い色ではいけません。
バレーのプレー中に見えやすい、明るい色のボールを使うルールなのです。
または、複数の色が使われていても見えやすいのでOKです。
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ボールの大きさのルールは、ボールの円周で決められています。
円周は65~67㎝で、ちなみに重さは260~280gのものを使用します。
FIVB(国際バレーボール連盟)の世界大会では、3個のボールで試合が行われます。
そして円周や重量は同じ規格で揃えます。
そうしないと特にデリケートなサーブのコントロールなどに影響が出てしまいますね。