漏電ブレーカーとは、漏電が起こった時に自動的に電流を切ってくれる装置のことです。
漏電ブレーカーと一緒についている「安全ブレーカー」と一緒に、我が家のブレーカーの写真付きで説明していきますので参考にしてくださいね。
家の電気を安全に使っていくためのブレーカーがあります。
このブレーカーは、電流を自動的にストップさせる装置です。
電気製品の故障などからの感電事故や火事を防いでくれるんですね。
ブレーカーが「切り」になった状態は、「ブレーカーが落ちた」と表現されます。
発電元から電線を通ってやってくる電気。
電気は、玄関や廊下などにある分電盤を通って、部屋の中の電気製品に伝わります。
漏電ブレーカーとは、この分電盤のなかについている装置です。
我が家の分電盤の写真です。
右側に上下7列ずつ14個並んでいるのが安全ブレーカーで、その左脇にあるのが漏電ブレーカーです。
一番右にあるのはアンペアブレーカーです。
分電盤というのは、文字通り電気を分配するところ。
家の外からやってきた電気は、リビングのコンセントや寝室、子供部屋、台所などに分けられます。
電気が分配された各部屋のどこかで漏電が起きると、分電盤についている漏電ブレーカーが落ちるというかんじです。
- 安全ブレーカー
- 漏電ブレーカー
- アンペアブレーカー
についてお話します。
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漏電ブレーカーが落ちる!どうしよう?
我が家では、漏電ブレーカーが落ちる時には分電盤でどの部屋が漏電しているかをチェックしています。
分電盤には安全ブレーカーという装置もついているんです。
「子ブレーカー」とも呼ばれる安全ブレーカーは「配線用遮断器」「サーキットブレーカー」とも表現されます。
安全ブレーカーは、家の各部屋ごとの電流を遮断してくれる役目を持っています。
リビング用の安全ブレーカーや寝室用の安全ブレーカー、子供部屋用、台所用・・・という感じです。
これを使ってどの部屋で漏電が起こっているのかチェックしているんです。
こちらが先ほどの分電盤のなかの安全ブレーカーの写真です。
14個の安全ブレーカーがそれぞれ別の部屋のコンセントを遮断する役目を持っています。
こちらは漏電ブレーカー
安全ブレーカーの左脇にあります。
漏電ブレーカーが落ちる(「切り」になった)時は、まず全ての安全ブレーカーを「切り」にします。
次に漏電ブレーカーを「入り」にします。
次は安全ブレーカーを、1個ずつ2~3秒位のゆっくりとした間隔で「入り」にしていくんです。
漏電がおきている部屋の安全ブレーカーを「入り」にした時に、すぐに漏電ブレーカーが落ちます。
「切り」になってしまう安全ブレーカーはそのままにして、電力会社や電気店に連絡です。
配線などの回路を点検してもらうのです。
漏電ブレーカーが落ちない時は
上で紹介した方法で安全ブレーカーを「入り」にしていって、全ての安全ブレーカーを「入り」にしても漏電ブレーカーが落ちない時があります。
その時は電気製品の漏電を考えています。
漏電ブレーカーも、全ての安全ブレーカーも「入り」にした状態での漏電している電気製品探しです。
漏電ブレーカーが落ちた時に止まった電気製品の電源を、ひとつずつ入れていくのです。
電源を入れてしばらくして漏電ブレーカーが落ちたらその製品が漏電していると考えられますね。
漏電以外のブレーカー
ブレーカーが落ちる原因は漏電だけではありません。
先ほどの我が家の分電盤の写真のなかで、一番左側にあるのはアンペアブレーカーという装置です。
このアンペアブレーカーが落ちた時には電気の使いすぎです。
使う電気量を減らしてから「入り」にします。
アンペアブレーカーは電力会社と契約している以上の電流が流れないようにするものなんですよ。
ドライヤーや電子レンジを使い始めた時にこのブレーカが落ちることが多いですね。
こちらがアンペアブレーカーです。
漏電ブレーカーの左脇、分電盤の一番左側になりますね。
感電や火事、怖いことですね。
そんなことにならないように細心の注意を払いたいものです。
我が家ではなにかあったら、すぐにプロに相談するようにしています。
かかる経費は保険代という感覚です(^^)