マラソンのレース、せっかく練習してきたのですから、なんとしても完走したいものですね。
では、マラソンレースで完走できない理由はなんなのでしょうか。
疲労の回復、という切り口から対策を立てていきたいと思います。
失速の原因を知ってもたっらうえで、順番に完走のコツをお話していきたいと思います。
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失速の原因は?その回復のコツは?
マラソンレースで失速して、完走できなくなるのはスタートしてから30~35kmあたりが多いのです。
マラソン中継などで、耳にしたことがあるかもしれません。
「30kmの壁」、もしくは「35kmの壁」などと呼ばれています。
その大きな原因は2つ。
エネルギー切れ、筋肉の疲労ということです。
エネルギーが切れた
どんなに早いスーパーカーでもガソリン(=エネルギー)がないと走れません。
人間も同じです。
いくら頑張ろうと頭では思っても、体内のエネルギーが枯渇していては走ることはできません。
レース前とレース中に十分な栄養を補給しておくのが完走するコツです。
◆栄養の貯金を!
レースが始まる前に、筋肉と肝臓にエネルギーとなるグリコーゲンを貯金しておきましょう。
レース3日ほど前からご飯やパン、麺類などの炭水化物を普段の1.5倍食べるのがコツなんです。
エネルギーはたくさん摂取するだけではなく、出て行かないようにもします。
マラソンレース3日前からは練習量を減らし、消費するグリコーゲンを抑えます。
それで、エネルギーの貯金をたくさん持つことができますね。
レースの日が近づくと、体も心も興奮してきます。
たまらなく走りたくなって来たりします。
そこは、本番にむけて抑えておきましょう。
ゆっくり湯船につかるなど、ご自分のリラックるできることを意識して取り入れましょう。
▶▶▶ポイント▶▶▶
走り始めると、エネルギーは一気に消費されて、たくさん溜め込んだ「貯金」も底をつきます。
そこで、マラソンレース中にも完走にむけて、栄養を補給するのです。
オススメは「ザバス」等のエネルギージェルです。
ザバス ピットインエネルギージェル ウメ風味(69g*8コセット)【ザバス(SAVAS)】
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消化で内蔵に負担をかけず、エネルギーに早く変わってくれます。
エネルギーの貯金がなくなってからでは遅すぎるので、スタート後20km手前くらいからチャージするのがコツです。
10kmごとに補給するくらいで良いと思います。
▶▶▶さらに▶▶▶
給水所で摂る水分は、水ではなく、スポーツドリンクを。
汗で失ったミネラルを体内に復活させてくれます。
筋肉の疲労
単純に、筋肉が疲れてしまうと足は動かず、完走はできません。
筋肉が疲れないようにするには・・・
もちろん、ランニングの練習は必要ですが、マラソンレース中にも完走のためにできるコツがあるのです。
それは、BCAAというアミノ酸を含むサプリメントを60~90分ごとに摂取し続ける、ということなのです。
私たちの血液の中にはBCAAが含まれていて、マラソンをすると、このBCAAもエネルギー源として使われます。
血液中のBCAAが不足してくると、筋肉の分解が行われてしまい、それが筋肉疲労につながります。
なぜなら、筋肉にはBCAAが含まれているので、筋肉を分解してBCAAを取り出すからなのです。
BCAAを摂取できるサプリメントで有名なのは、アミノバリューです。
大塚製薬 アミノバリューサプリメントスタイル(4.5g×10袋入)
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もう一つ・・・
実は、30km過ぎにやってくることがもう一つあります。
それは、気持ちが折れる、ということです。
「目標タイムを達成できなさそうだ」とか、「なんで自分はこんなことをしているんだろう」と感じたりします。
そうならないためにも、5時間が無理なら5時間30分、というように、目標タイムは2つ目を用意しておくのがマラソン完走の最後のコツです。
完走できた瞬間の喜びは格別です。
走ってきて、最高だ!そう思えるはずです!