ガンを予防する食べ物として注目を集めているのが大根です。
それも、大根おろしにすることでガンを予防する食べ物に変身するのです。
煮物ではなく大根おろしにすると効果を発揮するのです。
新鮮な大根をおろしたら、すぐに食べましょう!
じつは大根おろしの辛さが、ガンを予防してくれるのです。
それでは、大根おろしにすると作られる魅力的な成分についてお話を始めようと思います。
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ガンを予防する食べ物は大根おろし!
大根は、煮物ではなく大根おろしにするとガンを予防する食品に早変わりします。
大根をおろすと辛いですね。
あの辛味成分であるイソチオシアネートがガンを予防してくれるのです。
大根はもともと辛くありません。
それが、大根おろしにすることでイソチオシアネートという辛味成分が生まれるのです。
※大根の中にはグルコシノレートという成分があります。
この成分が、別の細胞に含まれるミロシナーゼという酵素と混ざると辛味成分ができあがるんです。
この記事を書くにあたって、生の大根をかじってみました。
噛み始めは甘いのですが、だんだん辛味がやってきました。
大根の中の成分と酵素が混じって、ガンを予防するソチオシアネートが出来上がったんですね。
このイソチオシアネートの働きは目を見張るものがあるんです。
①ガン細胞が増えないようにする
細胞の増殖を抑制します。
ガンの進行を食い止めることができますね。
②ガンの原因となる細胞の突然変異をおさえる
ガンは細胞が突然変異を起こすことで発生しますね。
この突然変異を抑える力を持つイソチオシアネートは、ガンの発生を防ぐと言って良いでしょう。
③細胞をガンに変えてしまう活性酸素をなくす
活性酸素は紫外線で発生することがあるのですが、これはシミの原因になります。
シミに留まらず、皮膚がんに発展してしまうケースも。
また、活性酸素によって細胞が傷ついて(錆びて)しまい、ガンを引き起こしたりします。
このやっかいな活性酸素を、イソチオシアネートが消してくれるのです。
ガンを予防する食べ物として、素晴らしい働きですね。
焼き魚には大根おろし、納豆にも大根おろし、おつまみに大根おろし・・・。
と、大根おろしには目がない筆者にとってはとてもラッキーです。
では次の章で、ガンを予防する大根おろしの食べ方を解説します。
せっかくですので、効果の大きい食べ方を知っていただきたいと思います。
ガンを予防する大根おろしの食べ方
大根おろしに含まれるイソチオシアネートがガンを予防するというお話をしてきました。
この効果、大根おろしの食べ方大きくなったり小さくなったりするのです。
では、ガンを予防する食べ物としての効果を大きくする大根おろしの食べ方です。
大根おろしのガン予防効果を逃さずに!
大根おろしがガンを予防する効果、逃さず全て摂取したいですね。
その方法は2つです。
◆大根おろしは加熱しないで
大根おろしは加熱しないで食べましょう。
繊細な成分であるイソチオシアネートは熱によって無くなってしまうのです。
◆汁も一緒に食べる
大根おろしに含まれるイソチオシアネートは、90%以上が汁(水分中)に含まれます。
ガンを予防する食べ物としては、この汁を逃す手はありません!
焼き魚の脇に絞っておくよりも、小皿に汁ごと別盛りにしましょう。
大根おろしは、きのこやワカメなどとの和え物でも美味しくいただけます。
大根おろしのガン予防効果を最大に!
先述の大根おろしの効果を減らさない方法に加えて、次は効果をアップさせる方法です。
今度は3つ紹介します。
◆おろしたてを食べる
ガンの予防効果があるイソチオシアネートは、おろしてから10分後に一番多くなります。
そのあとは減少。
揮発して空気中に逃げていってしまうのです。
ですので、大根おろしはできたて10分後に食べましょう。
◆皮もそのままおろす
大根おろしを作るときには、皮もきれいに洗って皮ごとおろしてしまいましょう。
じつは皮と身のあいだにイソチオシアネートを生む酵素(ミロシナーゼ)が多く含まれるのです。
◆イソチオシアネートの原料が沢山とれる部分
イソチオシアネートの原料が沢山とれる部分は大根の先端の細いところです。
葉がついている部分に比べて、イソチオシアネートを多く作ることができるのです。