マラソンの走り方のコツで、腕振りを意識したフォームを考えてみましょう。
マラソンの腕振りのコツは、ヒジや肩、そして重力を意識した走り方です。
ではさっそく
- ヒジの使い方
- 肩の力を抜いた走り方
- 腕を振り下げるフォーム
という順で見ていきましょう。
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マラソンの腕振りのコツ!ヒジの使い方ってどうすればイイの?
マラソンの腕振りのコツとして、ヒジの使い方がポイントになってきます。
マラソンの時、腕を引きつけた走り方を心がけましょう。
腕の振りは、腕が体の後ろに来た時に
腕が伸びてしまわないように!
と意識してフォームを作っていくのです。
腕をしっかりと曲げた状態の腕振りは、マラソンの時、前方への推進力に変わります。
腕が曲がらないようにするコツは、マラソンで腕振りをする時にヒジを意識することです。
ヒジを引くという気持ちを持っていれば、腕が曲がらずに推進力のある腕振りに。
マラソンの腕ふり!ヒジを横に広げない走り方を
またマラソンのフォームで推進力を得る腕の振りのコツは
ヒジを横に広げない
ということも言えます。
ヒジを横に広げ、腕を横に振ってしまう走り方だと、体の軸がブレてしまいます。
マラソンの腕振りを前後にすることが、前方への推進力を得るフォームのコツなのです。
マラソンの腕振りのコツ!肩の力を抜いた走り方とは?
マラソンの腕振りとして、肩の力を抜くことがフォームのコツです。
マラソンで肩に力が入ってしまう走り方だと、腕振りも固い走り方に。
肩に力の入ってしまう要因のひとつは、タイムの気にしすぎです。
タイムを気にしてペースを上げすぎてしまうと・・・。
肩に力が入り、腕振りも硬くなってしまいます。
逆に力を抜くと、体がスムーズに動く走り方になってきます。
マラソンの時に肩の力を抜くコツは
手は軽く握る
ということです。
すると肩の力も抜けていき、リズミカルな腕の振りに。
リズミカルな腕の振りは、下半身・足の動きにも連動し、滑らかにそして快適にしてくれます。
マラソンの腕の振りは、足の動きをリズミカルにするコツでもあるのです。
マラソンの腕振りのコツ!腕を振り下げるフォームとは?
またマラソンの腕の振りを軽くするコツとしてもう一つ。
それは「腕を振り上げる」ではなく
腕を振り下ろす
ことを意識した走り方です。
これはマラソンでリラックスして走るコツにもつながります。
その理由は重力との共存にあります。
腕を振り上げようとすると、重力に反発する力をつかいます。
肩が縮こまりながら上がり、腕振りも小さなフォームに。
ところが腕を振り下ろすことを意識すると、重力の力を借りることができるのです。
重力の力を借りて腕を振り下ろすと、マラソンのフォームがやわらかくなります。
さらに例えば右腕を振り下ろすことが、左の腕振りをサポート。
左腕が自動的に上がってくる走り方になるのです。
これで肩からも力が抜け、リラックスできる好循環が生み出されます。
マラソンのレースで苦しくなってきた場面では
「腕振りで、下に振り下ろそう」
と意識しましょう。
「足を前に!」という気持ちで頑張っても、重くなってしまった足を動かすのは大変です。
ところが重力に従う形で振り下ろす腕振りは、マラソンのフォームをリズミカルに戻してくれます。
足運びと連動している、腕振りで主導するのがマラソンの走り方のコツとなるのです。