歩幅の小さいピッチ走法、歩幅の大きいストライド走法、どちらの走り方でも腰の高さが重要なポイントです。
腰を高く維持することでブレがなく安定した走りができるのです。
それでは早速
- ピッチ走法もストライド走法も腰が大事!
- ランニング初心者はピッチ走法から
という順番でお話をさせていただきたいと思います。
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ピッチ走法もストライド走法も腰が大事!
ピッチ走法でもストライド走法でも、ランニングの時の腰の高さを一定にしましょう。
ピッチ走法とは歩幅を小さくし足の踏み出し回数を多くするランニングフォームです。
対して、ストライド走法は歩幅を大きくして走るランニングフォーム。
この2つの走法に共通するのが
腰の高さを落とさないようにする
ということです。
ピョンピョン飛ぶような、腰が上下する走りはエネルギー効率が悪いからです。
ランニングの目的は前に進むことです。
腰の上下動は、前に進むための邪魔となるのです。
ピッチ走法では腰を落とさないように
ピッチ走法では、歩幅が小さい分足の回転数が増えます。
そのため腕の振りもコンパクトに。
ランニング時のペースのアップダウンがスムーズにできるのが利点です。
ピッチ走法では、腰の高さを比較的、上下動かさずにランニングできます。
ただし腰の高さを落とし過ぎないようにして走りましょう。
そうするとランニングが安定し、フォームがブレにくくなるのです。
ストライド走法では腰の上下動に注意!
ストライド走法は、歩幅が大きくてダイナミック!
派手で格好の良いランニングフォームです。
歩幅が広いことに合わせ、腕も大きく振りましょう。
ここで注意が必要なのが、腰を高い位置で一定に保つことです。
一歩一歩が大きい走法のため、一歩ごとに腰が上下しやすいのです。
◆ストライド走法では足に衝撃が!
歩幅の広いストライド走法では、着地の時に足に強い衝撃が加わります。
そのため衝撃を受けるため、強い足の筋力が求められます。
また一歩の歩幅が広いストライド走法では、地面を強く蹴りだすのがポイントです。
スピードを出すためにも強い筋力が必要なのです。
ランニング初心者はピッチ走法から
ランニングの初心者が自然に走ればピッチ走法になると思います。
ランニングの筋力が備わっていない状態で、歩幅の広いストライド走法を行っても苦しいからです。
ランニングを繰り返すことで筋力をつけていきます。
すると筋力に相応して自然に歩幅が広くなっていきます。
走ってみて一番楽に走れる歩幅が、そのランナーにとってベストのフォームと言って良いでしょう。
体重のあるランナーは、ピッチ走法がスムーズな走法と言えます。
歩幅が大きくなりすぎると、着地の衝撃を支えきれなくなってしまうからです。
またストライド走法が向いている体形は、足の長いランナーです。