チック症の症状が幼児にでてしまっても焦らないでください!
我が家の子供は治りました。
チック症は幼児期の子供に現れやすいものです。
幼児の10人に1~2人もチック症になるのですから、子供に症状が現れてもまずはお父さんお母さんが落ち込み過ぎないことです!
「なんでうちの子が・・・」
よりも、明るくドーンと構えましょう。
とは言っても、我が家も最近まで子供の症状に悩んでいました。
◆我が家の息子の場合
発症年齢は4歳。
最初はお腹をモニョモニョ動かして、それを自分で押さえていることが続きました。
それが2カ月くらい前。
チック症を知らず、ズボンのゴムがきついのかなと、ゴムをゆったりめに入れ替えました。
そこである程度は治まりました。
(これだけでも体のストレスを多少とってあげられたのだと思います)
1カ月前からは腕を反らせたりクルクル回す動き、さらに指も反る症状が現れ始めました。
この時はチック症自体を知らずに、子供に「なにやってるの?」と聞いたりしていました。
2週間前の息子の誕生日。
プレゼントをたくさんもらって喜びながら遊んでいる時・・・
腕の動きが遊んでいる間中、続いたのです。
そこで、あまりの腕の動きに、ようやくネットで検索をしたら、チック症ということを知ったのです。
そして現在は治っています。
今、読んでくださっている方は、お子さんがチック症で悩んでいると思います。
我が家の息子のチック症の治し方が参考になれば幸いです。
後半に、一発で治った方法をお話しています。
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チック症の幼児の症状は?
幼児期の3~4歳からチック症の症状が現れ、一番多い年齢が小学校に入学した6~7歳、11~12歳には治まっていくと言われています。
ほとんどの子供が数カ月で治り、1年以上にわたり症状が現れるとトゥレット症と呼ばれます。
チック症自体は、まだはっきりと原因がわかっていません。
原因がはっきりしていなくても、ストレスを体が感じていることはあるようです。
幼児に起こるチック症状
チック症の症状は運動性と音声性にわけられます。
- 目
頻繁な瞬き・ギュッとする瞬き・キョロキョロ動かす - 口
唇をなめる・開ける・すぼめる - 顔をしかめる
- 首
振る・回す - 肩
すくめる・上げる - 腕
反らせる・クルクル回す - お腹をクネクネ動かす
- 足
蹴る・足踏み - 物や人に触れる
- 飛び上がる
◆運動性チック症
- 鼻を鳴らす
- 咳払い
- 声
発声・奇声・暴言・言葉の繰り返し - 舌打ち
◆音声性チック症発声
などが現れます。
上記になくても、子供が繰り返し行っている事があれば、幼児のチック症の症状の可能性があります。
幼児のチック症の原因は?心と体のストレスを減らしましょう
幼児のチック症の原因は、上記でも書いた通りわかっていません。
でも子供のストレスをとってあげることはできます。
- 基本的なチック症を治す流れ
- 体のストレスをとって治す
という順番でお話します。
基本的なチック症を治す流れ
最初にできることは、心のストレスを減らしてあげることです。
◆自宅でできること
お父さんお母さんが子供を観察し「これが原因の1つかも!」と思う部分を少しでも変えるようにしましょう。
◆我が家の場合
なかなかご飯を食べてくれない息子を、食事のたびにガミガミ注意していました。
なので食事の時に怒ってばかりいたことを息子に謝り、楽しくご飯を食べられるように工夫しました。
他にも怒っていた事を、話し合うように変えました。
そして「子供の心のストレスをとらなきゃ」と思って、今まで注意してきたことなどをガラッと変えることって難しいと思います。
かえってお父さんお母さんに、ストレスがかかってしまいます。
子供がチック症になったお父さんお母さんに必要なことは
今までよりもお父さんお母さんも手抜きをする
です。
そうすれば心に少し余裕が生まれ、子供に今まで以上の愛情を与えられますよね。
そして子供本人がチック症をどう思っているのか。
基本、チック症状が現れている時は、無理に止めたりしてはいけません。
小児科に相談したところ、あまり気にしていないようなら、何も言わずに見守るようにするのが良いようです。
ただ子供がチック症で悩んでいるかもしれませんよね。
その子供にあった対応が必要だと思います。
◆我が家の場合
楽しくおもちゃで遊んでいる時に限って、腕がクルクル回るので「遊び辛くないのかな?」と思い、性格的にも話をしても大丈夫だと判断をし、
「腕がクルクル回っているの気づいている?」と聞いてみました。
本人は、たいして気にしていないとのこと。
でも、ひとこと加えました。
「お父さんもお母さんも、子供の頃同じようなことがあったんだよ。
だから悪いことじゃないから、安心して良いよ」と。
その後、遊んでいて腕が動き出すと、私に動いている腕をくっつけて、腕の動きを止めるという技を開発していました!
我が家にとっては、話をすることで気持ちが安定したように感じました。
◆先生との連携
つぎに幼稚園や保育園、小学校の先生と連携すること。
チック症は珍しいわけではないので、先生は慣れています。
お父さんお母さんも他の人と話をすることで、気持ちが少し楽になります。
◆我が家の場合
チック症かも、と思った次の日に担任に相談しました。
すると園では症状が出ていないとのこと。
でもその日、園に常駐している看護師さんと先生方で注意深く観察してもらえました。
やはり症状は現れていないけど、これからは気にかけていただけるということで、安心することができました。
そして心配な場合は、かかりつけの小児科に相談しましょう。
お父さんお母さんの気持ちも落ち着きますし、今必要なことや次のステップについての話も専門的に聞くことができます。
体のストレスをとって治す
幼児期の子供は体にストレスがかかっていても、何が起こっているのか、何が辛いのか大変なのか、わからないし訴えることが出来ないと思います。
我が家は、チック症を体を治してあげられるチャンスととらえてみました。
◆我が家の場合 整体で一発で治ったチック症状
我が家はチック症だと思った時点で、自分が通っている接骨院に電話で相談しました。
幼児でも診てもらえるとのことで、すぐに予約し、連れていきました。
診察してもらったところ、頭蓋骨の形が左右ズレてしっまているということでした。
実際に私が触っても、こめかみや頭の形の左右の違いはわかるほどでした。
治療として左右のズレを治してもらいました。
その後、5日ほどで気が付いたらチック症の症状がなくなっていました。
◆体のストレスは
我が家のように体のズレの場合もありますし、噛み合わせや耳鼻科系の病気などでの違和感からくるものがあります。
大人だって違和感があったら体を動かしたり、くねらせたりしますよね。
それが癖のようになり、チック症に繋がっている場合があるのです。
ただ専門医以外は「チック症なので・・・」と言っても診てもらえない可能性もあるかと思います。
病院に電話で相談した後に、診察に行くことをオススメします。
チック症と聞いたうえで診てくれる先生は、たいてい親身になって子供も安心して治療できるはずですから。
他にも単純に、服のサイズや素材が合わない。
服のタグがチクチクする。
などからチック症の原因になることもあります。
ちょっとしたストレスをとってあげるだけで変化がみられるかもしれません。
子供を観察して、話を聞いて嫌なことを取り除いてあげましょう。
我が家も繰り返しチック症状が現れるかもしれません。
昨日も服のタグがチクチクして首を少し回していたので、また何かが原因でチック症状が出ると思います。
そうしたら、また笑顔で乗り越えようと思います。
お父さんお母さんと子供だけで悩まずに、周りも巻き込みましょう。
家族だけでストレスを抱え込まないようにしましょうね。