ランニングをすると気分もいいし、疲れも吹き飛んだ気がします。
じつは、それは「気がする」だけではありませんでした。
実際に、適度なランニングは疲労回復効果のある素晴らしい方法だったのです。
私たちは日常生活の中で、仕事や体を動かすことで疲れを感じます。
この疲れについて、最近わかってきたことがあります。
疲れは活性酸素が原因になっていたのです。
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脳が疲労を感じるワケ
活性酸素によって、脳が疲れを認識するまでの流れはこんな感じです。
- 仕事やスポーツで脳や筋肉がたくさんの酸素を使う
- 酸素を使うと活性酸素が発生!
- 活性酸素が脳や筋肉の細胞を傷つけて疲労物質を生み出す
- 脳が疲れを感じる
これが、脳が「疲れたなぁ」と感じるまでの流れです。
傷ついた細胞からは疲労物質が生み出されています。
※疲労物質=ファディーグ・ファクター(Fatigue Factor)と呼ばれ、細胞の老廃物と一緒にでてきます。
疲労物質は、脳を使ったり体を動かしている間にどんどん出てきて体内に溜まっていきます。
では、次の章ではランニングが脳に疲れを感じさせない効果についてみてみましょう。
ランニングの効果で脳に疲れを感じさせない
脳が疲れを感じるのは、活性酸素が疲労物質を生み出しているからでした。
この疲労物質を抑制してくれるのが疲労回復物質です。
疲労回復物質は、キズがついた細胞を直してくれるタンパク質なんですよ。
ここで、いよいよランニングが登場します。
ランニングやジョギングなどの運動を普段から行うことで、疲労回復物質がスムーズに出やすい体質に。
私たちの体が
「体をよく動かすんだから、その疲労を回復する準備をしておこう」
と判断するんですね。
ランニングの効果で疲労回復がすすみ、脳に疲労感を伝える信号がいかなくなるのです。
ランニング中に疲れを減らす方法も!
ランニング中の疲れも、自律神経の疲れを減らしてあげることで軽減することができます。
密閉された空間は、自律神経を疲れさせます。
それが風景が変化する屋外を走ることで自律神経のリラックス効果があるのです。
爽やかに走ることができて自律神経をいたわってあげることになります。
公園や自然の中でのランニングは、脳の自律神経の疲労回復効果があるのです。