正しいランニングのフォームを考えるとき
「エネルギー効率の良い走りをしよう」
と考えるのが基礎となります。
これはランニング初心者の方にとっても難しいことはありません。
ポイントは大きく2つです。
- 前傾姿勢でエネルギーを得る
- 腕の振りで推進力を得るコツ
この2点についてお話をすすめていきます。
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正しいランニングのフォーム!
①前傾姿勢でエネルギーを得る
正しいランニングのフォームを考えるとき、外せないことがあります。
それは前傾姿勢を維持するフォームです。
前傾姿勢でのランニングができるためには綺麗な姿勢ができていることが条件となります。
この姿勢は、体を横から見たときに耳・肩・腰・くるぶしが一直線上に並んでいます。
下腹部をしっかりとヘコませましょう。
さて体が1本の棒のような状態になったら体を前傾させていきましょう。
体が前方に倒れていくと、片足が自動的に前に出るハズです。
つまり前傾するだけで前方への推進力が生まれたのです。
このことがわかっていれば、ランニングの初心者の方でも美しいムダのないフォームができてくるのです。
ランニングの着地も大きなエネルギー!
着地のとき、ヒザや腰を曲げすぎないようにしましょう。
すると地面から受ける着地の反発力も、そのまま前進するエネルギーに!
トランポリンをイメージしてみましょう。
トランポリンの力を得てジャンプする瞬間は、体が1本の棒のようになっていますね。
ヒザや腰が曲がっていたら、ジャンプが中途半端でもったいないです。
ランニングの着地でも同じことが言えるんです。
正しいランニングのフォーム!
②腕の振りで推進力を得るコツ
正しいランニングのフォームのためのポイントの2つめです。
初心者の方にもかんたんなコツです。
これはリラックスした状態で、しっかりと腕を振ることです。
じつは腕をしっかりと振ろうと意識すると、上半身がガチガチになってしまうことがあります。
まず腕全体を意識して腕振りをおこなってみましょう。
今度は
「ヒジを前後に振ろう」
と思いながらヒジを振ってみてください。
比べてみると、ヒジを意識して腕を振ったほうがリラックスして楽にできていませんか。
腕全体を意識したときは腕がガチガチで疲れてしまうフォームだったハズです。
ヒジを意識することでムダなエネルギーを省いたランニングにつながるのです。
腕がこのようにリラックスして振れれば、足も自動的にスムーズに出るようになるんですよ。