男の子の脳を理解して、育児を楽しみましょう。
男の子は、ごほうびを上手く利用することで、大変だった育児が楽になります。
ごほうびは、お金があまりかからないシールでOKです。
お母さんにとって、異性の男の子って理解不能なところが多いですよね。
理解できない分、男の子の育児って空回りして大変です。
我が家の息子も暇さえあれば・・・
いや、暇がなくとも、やらなくてはいけないことの最中でも、ヒーローになりきったり、踊りだしたりで
「なんで~!!!」
とイライラが頂点になることが日常茶飯事に起こり大変です。
イライラなんてしたくないし、毎日笑顔でいたいのが本音です。
そこで!
男の子のやる気を引き出す方法で、大変だった育児を楽しい育児に変えましょう。
スポンサーリンク
ごほうび大作戦で男の子は伸びる!
ごほうびと聞けば、女の子も喜びます。
でも、男の子と女の子は脳の違いがあります。
脳の違いを理解することで、大変だった男の子の育児を楽にし、やる気を引き出すことができるのです。
ドーパミンの分泌
ドーパミンとは脳内の伝達をする物質です。
簡単に言うとやる気のスイッチがドーパミンなのです。
ドーパミンが多く分泌されると
- 脳の活性化
- 快感
へと繋がります。
そして男の子は女の子よりもドーパミンの分泌が多いのが特徴です。
これは成人してからも変わりません。
男の子と女の子のドーパミンの分泌の違いを見ていきましょう。
◆男の子のドーパミン分泌
男の子のドーパミンは勝負事を行う時などに多く分泌されます。
例えば
「お手伝いをしたらごほうびをあげる」と言われた場合
言われた瞬間に「やった!」とワクワクした気持ちになり、ごほうびをもらえた時を10としたら、この時点でドーパミンが7割くらい分泌されます。
お手伝いをしている最中も「ごほうびを手に入れてやる」という勝負師のような気持ちで挑み、5割くらい分泌がされています。
そしてお手伝いが終了して、ごほうびがもらえた時に一番分泌されます。
勝負事も同じで、勝つまでの工程に起こるドキドキ感と勝った時にドーパミンが分泌されるのです。
◆女の子のドーパミン分泌
女の子は比較的冷静です。
男の子と同じ例で
「お手伝いをしたらごほうびをあげる」と言われた場合
その時点では、ほぼドーパミンは分泌されません。
女の子がドーパミンを分泌するのは、お手伝いを終了して、ごほうびがもらえた時です。
男の子と女の子ではドーパミンの分泌が違うことがわかりました。
・・・ここまで違うと、お母さんが男の子を理解するのが難しいのは当たり前ですよね。
男の子の育児が大変と考えるのは、やはり脳の違いにあるようです。
ドーパミンの分泌を上手く利用し、ワクワク度を楽しませながら育児を進めると、男の子は伸びるのです。
ごほうびシールで男の子育児を楽に!
男の子のワクワク感が大好きで勝負事を楽しめるドーパミンの分泌を、育児に活用できるのがごほうび作戦です。
トイレトレーニングや歯磨き、勉強やお手伝いができたらシールを1枚あげて、シール台帳に貼ってもらいましょう。
お約束していた事ができたら1枚ずつシールを貼っていき、ゴールを目指します。
マンネリ化すると飽きてしまうので、ゴールを目指すことが大切です。
ゴールまでシールを貼れたら、ワンランク上のごほうびを1つあげましょう。
このごほうび作戦で、男の子はグングン伸びますよ。
一昔前は、ごほうびなど物で釣る育児は良くないと言われていました。
おじいさんおばあさん世代であれば、今でも反対する人は多いと思います。
現代は色々な研究も進み、このごほうび作戦も、男の子の脳のしくみを上手く利用した伸ばし方なのです。
あまやかしとは違い、シール1枚で楽しんで成長していくんですから、ぜひ育児に取り入れてほしいと思います。
大変な育児は、お母さんにも子供にも良くありません。
男の子の育児を楽しみましょう!